fish京子ちゃん
fish京子ちゃん
fish kyoko
「fish京子ちゃん」とは、彫刻家amigoが現代社会に危機感を感じて描きだした、社会風刺4コマ漫画『fish京子ちゃん KY劇場』の主人公です。fish京子ちゃんと娘クララが、4コマ漫画を通し、原発や教育、医療問題など世の中のあらゆる事柄に疑問を投げかけていきます。
fish京子ちゃんって、なに?
「fish京子ちゃん」とは、彫刻家amigoが現代社会に危機感を感じて描きだした、社会風刺4コマ漫画『fish京子ちゃん KY劇場』の主人公です。fish京子ちゃんと娘クララが、4コマ漫画を通し、原発や教育、医療問題など世の中のあらゆる事柄に疑問を投げかけていきます。
さらに、fish京子ちゃんは漫画から飛び出し、共感したアーティストたちの手によって彫刻や油絵など様々な作品に姿を変えていきます。fish京子ちゃんのように「疑問を持ち、自分で考え、自分で行動する」ことをアートを通じて広げていく、それがfish京子ちゃんプロジェクトです。
プロジェクトの趣旨
現代社会では、経済や人の価値観、趣味趣向など、あらゆるものが複雑に絡み合っています。
そうした中で溢れかえる、指導者たちの言葉巧みな情報。
fish京子ちゃんは、疑問を持ちます。
たとえば「原発」
原発は本当に必要なの?
福島原発事故の終息が見えないまま、原発推進に動いていくの?
なぜ反原発? なぜ原発推進?
科学者は発明をしたい。権力者は利権が欲しい。いったい誰のための原発なの?
たとえば「食」
農薬の大量使用。毎日摂取する食品添加物。
砂糖の摂取はいいの?
牛肉を作るためにトウモロコシ畑が消えていくの?
たとえば「医療」
薬の乱飲や医療被曝過多による自然治癒力の著しい低下。
一方で増えていく無駄な社会保障と、それを賄う増税。
健康でいるために何を選べばいいの?
政府なの?薬なの?
わたしたちがやるべきことは、「こころに疑問(はてな)を持つこと」
善とは何か。悪とは何か。
明日をみるとき。10年後をみるとき。
今必要なこと。今我慢すべきこと。
正解が1つでは無いときもあります。
他人と違うこともありますが、怖がらなくても良いのです。
真実は“ことば”の表ではなく、その裏に隠れています。
4コマ漫画「fish京子ちゃん」のテーマは、ずばり「抜け出せ!言葉の魔術師から!」
みなさんもぜひ、少し立ち止まって考えてみてください。
あなたの身近なところにも、きっと多くの「はてな」が転がっているはずです。
このプロジェクトの運営は、美術家集団 象鯨により行われています。
様々なアーティストたちが、fish京子ちゃんをテーマに創作した作品を発表し、『芸術を広める』ことを大切にしながら、プロジェクトを展開しています。
このような活動を通じて一番伝えたいのは、
「疑問を持ち、自分で考え、自分で行動する」ということ。
これが伝われば、fish京子ちゃんプロジェクトは成功です。
主人公fish京子ちゃんとその娘クララ
「私、ひねくれてますか?」
「私、考え過ぎですか?」
fish京子ちゃんは自然豊かな弱肉強食の環境で育ち、優れた野性的感覚を失わずに大人になりました。その目や耳は世の中のいろいろな矛盾をすばやく察知し、相手構わず、疑問も文句もストレートにぶつけてしまいます。
好きな人にも文句は言うし、嫌いな人でも正しければ褒めます。
でも難しい事は判らないので、間違ってる事もしばしばですが、教えてもらえるのなら勉強もするし、反省もします。
一寸意地悪ですが悪気はありません。公平で、根に持ちません。
fish京子ちゃんのお父さんは、fish京子ちゃんが5歳の時、大阪のとある国立病院の先生に解熱剤と一緒に「解熱剤は一切必要なし」という報告書を貰いました。
お父さんは悩みました。
解熱剤を出した医師が裏口で「解熱剤を飲ますな」と言うのです。
それ以来、いろいろな事に気づくようになりました。
これは医療だけの問題ではなく、そこには経済や人の価値観、趣味趣向、いろいろなことが複雑に絡み合っているのです。
善とは何か?悪とは何か?
明日をみる時、10年後をみる時。今必要なこと。今我慢すべきこと。
正解が1つでは無いときもあるし、神様も具体的には教えてくれません。
そんな家庭で育ったfish京子ちゃんも大きくなり、社会にいろいろと疑問を持つようになりました。
☆fish京子
イタリア系日本人
4人兄弟(兄2人、弟1人)
旦那不明
娘クララは20歳の時の子供
☆クララ
8歳の少女
クララはfish京子ちゃんの1人娘。
fish京子ちゃんとは姉妹のような関係。
fish京子ちゃんより、冷静な判断力を持つ。
fish京子ちゃん ファンの声
一見三驚!
皆様お元気ですか。
ギャラリーTOMで、ギョッとするような新しい展覧会が始まりました。
以前、何回かTOMで展覧会をしたことがある造形作家、西村浩幸さんによる《fish京子ちゃん》プロジェクトの一環で、わたしたちのための芸術を考えようという芸術の提案の展覧会です。これを展覧会として披露する事に、始まる前から話題騒然で、作品に対する毀誉褒貶(きよほうへん)はては入館料やら会期など様々な意見が飛び交いました。
自己表現に固執するハイアートの視点からではなく、日常生活を通してロウアートの立場から、わたしたちにとって《一体全体芸術ってなんだろ?》という根本的な疑問に迫る大胆不敵な内容です。
芸術のための芸術ではなく、わたしたちが経験として共有出来る芸術とは何だろうか?そんなことを考えさせられてしまうのです。つまり、アートは《作る側》の優先ではなく、そして、《見せられる側》の属性でもないのです。そうです近代美術は、その誕生以来、『アートは万人のためのものである』という視点を欠落して来たのです。全部ではないにしても、わたしには、ジョン・デューイの『経験としての芸術』の論旨が視覚化されているのではないかと思われます。
日本の近代小説の元祖と言われる坪内逍遙の小説『一読三嘆 当世書生気質』のタイトルの一度読んだら三回驚く『一読三嘆』のごとく、今回の展覧会は、一度見たら三度驚く《一見三驚》の内容なのです。芸術への疑問から発する、新しい芸術。21世紀の控えめな《未来派宣言》。DADAではないダダ。わたしたち自身によるわたしたちのための芸術。わたしたちの日常の集積である経験としての芸術を求める《Fish京子》プロジェクトをどうぞお楽しみ下さい。
「遂に、新しい芸術の時は来たりぬ。そは美しき曙のごとくなり…」
『藤村詩抄』の序の剽窃です。へんてこりんで、これが新しい芸術?なんて考え込んでしまうような挑発的な展覧会ですが、新しい見方を発見出来るのかも、しれません。
再会快楽
2013年11月
ギャラリーTOM副館長:岩崎清
(FISH KYOKO EXHBITION in SHIBUYA「自由の夜明け」:ギャラリーTOMによせて)
プランナー amigo西村のこと
西村浩幸
彫刻家であり、「美術家集団 象鯨」代表。
そして、4人の子どもの父。
1960年、大阪生まれ。
獣医を志すが、受験英語ができなくて断念。三浪で東京藝術大学に入学、大学院中退。
イラストレーター、コピーライター、服飾関連企画、彫刻など広く浅い芸術活動を経て、現在、彫刻家として国内外の美術館や画廊にて個展やグループ展に多数出展。
第10回大分アジア彫刻展大賞、第8回鹿島彫刻コンクール銀賞、その他多数入賞、入選。
神奈川県大磯町と横浜市で象鯨美術学院を運営。
横浜美術館やギャラリー等で専門的な美術系のワークショップを開催。
4人の子どもは、薬を飲まず、一度も病院に行くことなく成長。
そこには、ある先生たちとの出会いと生活革命がありました。
ー2人の先生との出会いー
小児喘息で薬漬けだった次男が2歳の時、通院先の若手医師から、
「解熱剤は人類に必要がない、薬もほぼ要らない。病院の方針だから出してるがなるべく飲まないで欲しい」と言われ、その瞬間、何かが弾けたように感じました。
それ以降、こちらがアンテナを張ると様々な面白い「名医」に出会いました。
漢方医は「薬で止まらない咳は漢方でも止まらない」
京橋の気骨な医者は「病気は質(タチ)や、治らん!ブス治らんやろ!」
そんな中、最高の出会いは鍼灸医の後藤先生でした。
2月のある寒い日。ドアノブに「玄米堂」と書かれたボール紙が北風に揺れていました。
初めて訪問した日は、怖くてドアを開けずに帰ってしまいました。
後日再訪した代々木上原のアパートは、6畳と4畳半で、温厚な老夫婦が出迎えてくれました。
狭い室内に、薄い布団が一枚だけ敷かれており、
1時間超の激痛治療が終わり汗だくになってると、
後藤先生が優しい顔で、「長年掛けて悪くした身体を治すには痛みが伴いますね」と言われたのです。
その通りだと実感しました。
病気は自分の責任。無知の結果、子どもも病弱になっていると思いました。。自分の不調も子どもの不調も全て自分の責任です。
子どもに甘いお菓子を食べさせ、解熱剤を飲まし、農薬や添加物の入った安い食べ物を食べさせています。
かくして国立病院の若手医師の忠告を発端に、西村家の生活革命が始まりました。
作品
fish京子ちゃんプロジェクトってなにをしてるの?
4コマ漫画 『fish京子ちゃん KY劇場』
定期的にホームページ、facebook、twitterで新作発表!
その時々の社会の動きや身の回りの出来事で感じた疑問や矛盾を、fish京子ちゃんが追求します。
通常の4コマ漫画と違い、台詞は横書き、原画はアトリエにある紙やインクをその時々に使用するためバラバラ。時には油絵や彫刻で表現することもあります。
彫刻家amigoが、「彫刻だけでは、言いたいことを死ぬまでに言い切れない!」と始めたもので、アーティストらしく一般的な定義に従わず、枠にはまらない自由な表現が楽しめます。
→ COMIC
fish京子ちゃん展
fish京子ちゃんにまつわる展覧会を、全国のギャラリー、民家、カフェ、納屋などいろいろな場所で開催しています。
amigoのfish京子ちゃん彫刻や絵画、漫画の原画とインスパイアされたアーティストたちによる作品が展示され、多様な感性と技術をを観ることができます。
また、漫画本やポストカード、Tシャツその他いろいろなグッズもアーティストたちにより制作されており、その技術の高さとユニークさを楽しんでいただけます。
→ fish京子ちゃん展アーカイブ
→ 参加作家の紹介
ワークショップ
fish京子ちゃん展では、主催者の要望に応じワークショップも開催します。
fish京子ちゃん展で感じたことを、アートやコミュニケーションを通じて表現することをお手伝いします。
○石に絵を彫る
その土地で拾った石に、石彫鑿(のみ)で絵を彫ります。
石彫鑿は四国で特注された本格的な鑿です。3種類の金属から作られた鑿は、日常では目にすることは無いでしょう。
本物の道具に触れることも大切な体験です。
石に彫られた絵は数百年耐えるでしょう。
出来上がった作品は元の場所に返します。
数百年後、数千年後、私たちの子孫が発掘し、古の文化を知る手がかりになるかもしれません。
○デッサン道場
晴れてれば屋外で、天気が悪ければ室内で行います。
その土地で採れた野菜、果物、花、魚などを鉛筆や木炭でデッサンをします。
象鯨美術学院の講師が一緒に描きます。
腕に自信のあるプロや受験生、デッサン勝負をしましょう!
お声がかかれば、アトリエや学校に「道場破り」に行きます。
負けても許して下さい!
◯その他
fish京子ちゃん展の現地主催者の発案や、現地の方との協同で、いろいろなワークショップも行います。
例えば、
fish京子ちゃんに触発されたテーマで座談会
私の四コマ漫画の発表会
fish京子ちゃんのママの味 イタリアお菓子作り教室 など
fish京子ちゃんのテーマソング
fish京子ちゃんテーマソング2曲が含まれるアルバム「LE KEMONO INTOXIQUE」(菊地成孔プロデュース)が、AIRPLANE LABELから2013年9月リリース。この2曲のPVは象鯨会有志が制作しています。
テーマソングA
テーマソングB
fish京子ちゃん展 アーカイブス
2012 7月 つくらしギャラリー(沖縄県恩納村)
2013 5月 さつまや食堂2F 屋根裏ギャラリー(鹿児島県伊佐市)
~6月 ~かえるすたいる~Yamaminn(鹿児島県垂水市)
2013 7月 世代工房(神奈川県大磯町)
2013 8月 スペース楠樟(神奈川県湯河原町)
2013 9月 パブリッシングアンドブックセラーズ(東京都渋谷)
2013 9月 ONE(福岡県福岡市)
2013 11月 ギャラリーtom(渋谷松濤)
2014 5月 CCAA(四谷)
2015 7月 世代工房(神奈川県大磯町)
参加作家の紹介
4コマ漫画はどこで買えるの?
→SHIBUYA PUBLISHING & BOOK SELLERSで販売中
通販によるご購入希望の方はお問い合わせ下さい。
amigo@fishkyoko.com
価格
1冊¥1,080(税込み)+送料¥250
お振込先三菱東京UFJ銀行 元住吉支店 普通 1336865 株式会社象鯨
amigoと愉快な仲間達(象鯨会)
fish京子ちゃんをテーマとした制作や、パンフレットのデザイン、ホームページ作成、会場設営、広報その他色々協力隊。
頼りないamigoの愉快な助っ人達です。
中村直継 / 1978年兵庫県出身。東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。デザイン会社勤務。DM、漫画本等紙媒体担当。
里佳孝 / 1977年兵庫県出身。東京藝術大学大学院美術研究科木工芸専攻修了。彫刻家。早稲田大学、千葉大学勤務。構造物制作。
菊地雅文 / 1968年兵庫県出身。東京藝術大学 美術学部絵画科油画卒業。絵描き。
橋本美緒 / 1979年兵庫県出身。愛知県立芸術大学修了。彫刻家。
吉田愛 / 1982年東京都出身。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻修了。食の芸術「てて」主催。
武田裕子 / 1983年東京都出身。東京藝術大学大学院 文化財保存学保存修復日本画博士後期課程修了 。日本画家。
松田祐梨子 / 1986年東京都出身。東京藝術大学 美術研究科デザイン専攻修了。漫画家。
瀬川裕美子 / 1989年神奈川県出身。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻在学中。
高嶋俊介 / 1988年神奈川県出身。多摩美術大学環境デザイン科卒業。
中村友美 / 1989年東京都出身。多摩美術大学油画科卒業。
植木葉月 / 1990年神奈川県出身。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。
賀来栞 / 1990年神奈川県出身。多摩美術大学油画科卒業。
山本小百合 / 1990年神奈川県出身。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程 デザイン科在学中。
鈴木潤平 / 1987年新潟県出身。WEBサイト制作担当。
けもの / 歌手。fishkyokoテーマソング作詞作曲。
つくらし / 松原雅裕、金田裕子(沖縄在住、学びの場作りユニット)
入澤久子 / 兵庫県出身。アートアドミニストレーター
戸島麻貴 / 1979年兵庫県出身。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。美術家。
西村海波 / 1993年大阪府出身。慶応義塾大学在学。
西村elisa嘉代子 / 1962年ローマ生まれ。東京藝術大学工芸科鍛金専攻卒業。同大学院中退。
協力募集
fish京子ちゃんプロジェクトは、賛同してくださる方々のご支援で運営されています。
展覧会の協賛やワークショップボランティアなど、様々なかたちでのご協力をお願いしています。
◯fish京子ちゃん展を開催しませんか?
fish京子ちゃん展を日本全国、世界各地で開催し続け、「疑問を持ち、自分で考え、自分で行動する」ことを伝えたい。
再び戦争を起こしたくありません。原発事故はまっぴらです。国家や権力者に騙されない!
fish京子ちゃんプロジェクトでは、各開催地で協賛して下さる個人・法人・団体を募集しています。
会場協賛 :展覧会やワークショップを行う場所のご提供
運営費協賛:活動にかかる費用のご協賛
活動協賛 :展覧会やワークショップ時のボランティア
物品協賛 :制作、展覧会、ワークショップに必要な物品をご提供下さる方
ご協力頂いた個人・法人・団体様にはご希望に応じて、展覧会の印刷物に名称を掲載し、会場では法人・団体様のショップカードやパンフレットの設置場所を設けております。
○ワークショップを開催しませんか?
象鯨では、常時様々な場所で、一般の方から東京藝大受験生、一般大学生を対象に講座を開催しています。
芸術触発、地域の活性、問題提起など、ご希望のテーマに沿ってプログラムを設定します。
象鯨美術学院
美術大学受験生を対象に、神奈川県内の2カ所のアトリエで、毎日授業を行っています。
象鯨アカデミアナッツ
一般の方を対象に、神奈川県内の2カ所のアトリエで、日本画、油絵、シルバーアクセサリー、デッサンなどの講座を開催しています。
*その他(実績など)
横浜美術館ワークショップ
fish京子ちゃんプロジェクト
企画運営 象鯨
所在地 255-0001神奈川県中郡大磯町高麗2-9-3
代表者 西村浩幸
制作協力 象鯨会
tel : 0463-61-9622
mail : amigo@fishkyoko.com
url : www.fishkyoko.com